樋口宗孝がん研究基金について
小児がん・若年性がん支援を目的に
現在、日本では、毎年約100万人ががんと診断されており、その内、約2,500人の子供たちががんに罹患し、またAYA世代と言われる15才~39才の20,000人ががんと診断されています。一般的には、がんは比較的高齢の方の病気として恐れられている一方で、小児、若年者にも発生し、小児期の死亡要因としては、不慮の事故に次ぎ、第二位の死因となっています。
「樋口宗孝がん研究基金」設立にあたっては、その目的を何にするかを関係者内で何度も話し合いを持ちました。前述の通り、小児・若年者のがん罹患者数は少なく、一般にもあまり知られておらず、また小児・若年性のがんと言っても、白血病、骨肉腫、脳腫瘍などなど、そのがん種は数十種類にも及び、治療法の開発も、罹患者数が多い大人のがんに比べ遅れていると言われています。小児・若年者のがん患者は、就学、就職、恋愛、結婚、出産など、大人のがんと異なる多くの問題にも直面しており、これらの現状について広く貰うための啓発活動、そして将来的には治療法の研究・開発に寄与できるものにしようと話合いが持たれました。
また、晩年、樋口さんは、自らがドラマーとして音楽活動を続けるだけでなく、ミュージシャンを目指す若者の教育にも熱心であった事から、樋口さんの名前を冠した「樋口宗孝がん研究基金」は、次の世代を担う子供たち、若者たち、特に、がんという病と勇敢にも闘う子供たち、若者たちを応援するものにしようと言う事になりました。
組織概要
設立日(専用口座開設日) | 2012年(平成24年)4月14日 |
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設立者 | メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社 |
設立協力者 | LOUDNESS |
運営事務局 | メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社内 「樋口宗孝がん研究基金」運営事務局 〒170-0003東京都豊島区駒込1-30-13 KEYAKI HOUSE101 電話:03-5829-4173 FAX:03-5829-4174 メール:info@m2cc.co.jp |
助成金先行委員
選考委員(委員長・監査以下五十音順)
委員長 | 柳澤 昭浩(樋口宗孝がん研究基金 代表) |
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委 員 | 井上 俊次(LAZY) |
委 員 | 影山 ヒロノブ(LAZY・JAM Project) |
委 員 | 高崎 晃(LAZY・LOUDNESS) |
委 員 | 鳥井 大吾(一般社団法人キャンサー・ベネフィッツ 共同代表) |
委 員 | 山口 拓洋(東北大学大学院 医学系研究科・医学部 医学統計学分野 教授) |
監 査 | 隅田 和男(株式会社カタナミュージック代表取締役社長) |